妊娠中の方が飲んでいて気になっていた「赤しそジュース」。
どんな味なのか飲んでみようと思ったのですが、市販品は値段が少しお高めです。
フォロワーさんに「作り方は簡単」と教えていただいたので、初めてのしそジュース作りにチャレンジしてみました。
ポッカレモンを使って作る赤しそジュースは紫蘇の香りとスッキリした甘さでとても美味しかったです!
赤しそジュースの効果効能と作り方のレシピをまとめました。
妊娠中にもおすすめ!しそジュースの効果効能
紫蘇には13の効果効能があります。
- ビタミンB1の血行促進による疲労回復
- 香り成分ペリルアルデヒドで食欲増進
- ペリルアルデヒドの抗菌作用で食中毒を予防
- ロズマリン酸が血糖値の上昇を抑える(赤しそに多い)
- リモネンで脂肪燃焼とストレスを緩和
- 食物繊維で便秘解消
- カリウムでむくみを改善
- β-カロテンの抗酸化作用でアンチエイジング(青しそに多い)
- ビタミンCで美白効果
- ルテオリンの肝臓解毒作用で肝斑やシミを予防
- カルシウムで骨粗しょう症予防
- 鉄分による貧血予防
- α-リノレン酸で花粉症やアレルギー症状を緩和
妊娠中はむくみやすく、カルシウムや鉄分も不足しがちなので、しそジュースはおすすめです。
夏バテ気味の人や、血糖値が気になる人にもピッタリだと思います。
紫蘇の香り成分のリモネンには幸せホルモンと言われるセロトニンを分泌させる効果があるので、気分が落ち込みがちな人も是非試してみてください。
赤しそジュースの材料
しそジュースの材料は5つです。
- 赤しそ…300g
- 水…700ml
- はちみつ…250g
- 砂糖…250g
- ポッカレモン…70g
紫蘇は写真の赤しそを1袋たっぷりと使いました。直売所で300g250円でした。
鍋は吹きこぼれやすいので大きめのものを用意したほうがいいです。もし、大きい鍋がなければフライパンで作ると吹きこぼれにくいですよ。
ポッカレモンは写真の小さいサイズをまるごと1本使いました。
すっきりとした甘さですが、甘さが苦手という人は砂糖なしのはちみつだけで作ってもいいと思います。
しそジュースに使う保存瓶と消毒方法
しそジュースに使った保存瓶と煮沸消毒の方法を紹介します。
保存瓶は100均のセリアで購入
保存瓶は100均のセリアで購入しました。
色んな種類があるので、煮沸消毒可能なものを選んで下さい。プラスチックの蓋は変形しやすいので耐熱温度に注意しましょう。
私は写真左下の450mlの保存瓶を2個購入しました。
レシピ通り作れば900mlくらいになるので、作ったしそジュースを全部入れることができます。
瓶からすくう時に使う小さいレードル(カンロ杓子)も購入することをおすすめします。
私は見つけることができなかったので、ステンレス製の大さじスプーンの柄を90度に曲げて使っています。
保存瓶を煮沸消毒する方法
保存瓶をまるごと2つ入れることができる鍋がなかったので、フライパンで煮沸消毒しました。
手順は以下の通りです。
- 鍋またはフライパンに水を入れて強火で加熱
- 沸騰してから5分以上加熱する
- トングや耐熱手袋で取り出す(やけど注意)
- 清潔なふきんの上に逆さまにして乾燥させる
今回はフライパンに瓶が入りきらなかったので、菜箸で回転させながら煮沸消毒しました。
赤しそジュースの作り方
まず紫蘇を水で洗います。
細かい砂がついていたりするので、ざるを使ってジャブジャブと洗いましょう。
水700mlを強火で沸騰させて、紫蘇を入れていきます。
最初に半分入れてかさが減ったら残りを入れて下さい。赤い紫蘇が熱で緑色に変化します。
弱火にして15分~20分煮ます。
ザルにあけて紫蘇をヘラなどでしっかりとしぼります。
ポッカレモン70g(1本分)とはちみつ250g、砂糖250gを入れます。
強火で沸騰したら弱火にして、アクを取りながら5分~10分煮ます。
冷めたら保存瓶に入れて冷蔵庫で保存します。
きれいな紫色の赤しそジュースの完成です。
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しそジュースの飲み方と感想
完成した紫蘇ジュースの割り方は好みもありますが、私は以下の割合で割っています。
- 赤しそジュース…大さじ2(30ml)
- 水または炭酸水…150ml
しそジュースの色はとてもキレイな赤色で、香りがとってもいいです。
氷をたっぷり入れて飲むと、口の中がスッキリして美味しいですよ。
しそジュースのアレンジレシピ
しそジュースのアレンジレシピを紹介します。
- アイスキャンディーにする
- かき氷にかける
- ゼリーを作る
- ヨーグルトにかける
- ミルクで割る
少し濃い目のしそジュースを凍らせてアイスキャンディーを作ったり、かき氷にかけて楽しむのもおすすめです。
ゼリーにしたり、ヨーグルトにかけたり、ミルク割りにしても美味しいです。
残った紫蘇で作る「ゆかりふりかけ」レシピ
煮出して残った紫蘇はレンジで乾燥させてゆかりふりかけにしました。
作り方は以下の通りです。
- 残った紫蘇をしっかり絞る
- 袋に入れて塩大さじ1.5を混ぜる
- 大きめの皿に紫蘇を薄く広げる
- 電子レンジ600wで5分チンする
- まんべんなく混ぜて薄く広げ直す
- 3~4回繰り返すと乾いてくる
- 焦げないように500wで2~3分チンする
- 完全に乾いたらブレンダーで混ぜて完成
生ゴミが出ないですし、香りがいいので残った紫蘇で作ってみてください。
まとめ
赤しそジュースを作ってから毎日1杯飲んでいます。
実感した健康効果は、便秘と肌荒れが少し改善しました。
香りがよくて美味しいですし、見た目もキレイなので飲んでいてリラックスできます。
炭酸水で割るとさっぱりして美味しいです。
ただ砂糖とはちみつが入っているので、飲みすぎによるカロリーオーバーには注意しましょう。
赤紫蘇の旬は初夏の6月~7月なので、これからは毎年作りたいと思いました。
スーパーで赤しそを見つけたら是非作ってみてください。