バーでレストランウェディングをしたことがある猫野きなこです。
結婚式場で披露宴の平均予算は300万円位が相場と聞き、できるだけ安く節約できる方法を夫婦で考えました。
その節約方法の1つがダイニングバーを貸し切って行うレストランウェディングです。美味しい料理とお酒の飲み放題がついてアットホームに安く結婚披露宴を行うことができました。
今回は私が節約婚でレストランウェディングをしたやり方と流れ、会費、おすすめの節約ポイントなどを紹介します。
- レストランウェディングをバーにした理由
- レストランウェディングのやり方
- レストランウェディングの流れ(スケジュール)
- レストランウェディングで節約した5つのポイント
- バーでレストランウェディングをしたメリット・デメリット
- まとめ
レストランウェディングをバーにした理由
レストランウェディングとは結婚式場ではなく、レストランやカフェ、バーなどを貸し切って行うリーズナブルな結婚披露宴です。
結婚式場と同じような披露宴を行うことができるレストランもありますが、一人あたりの会費の値段は1万~2万円と高めで少し固い雰囲気になってしまいます。
私達はもう少し気楽に楽しんでもらえる感じにしたかったので、バーでやってみようということになりました。
お店を選んだポイント
レストランウェディングに選んだ会場はリゾートホテルをイメージした雰囲気で、バリ島のインテリアが素敵なダイニングバーでした。
料理がおしゃれで美味しく、お酒の種類もノンアルコールが充実していたので車で来てアルコールが飲めない人にも楽しんでもらえると思い選びました。
駅からも近かったですし、ホテルもすぐ側にあったのも決め手でした。来る人の都合も考えて会場を選ばないと相手に不便をかけてしまいますよね。
レストランウェディングのやり方
バーでレストランウェディングをする場合のやり方を紹介します。
友達に司会を依頼する
司会や受付をしてくれる友達を探して早めに依頼しましょう。経験がある人に頼むと安心です。
私がお願いした友達は打ち合わせなどにも快く付き合ってくれて、非常に気が利く女性だったのでとても助かりました。
お手伝いしてくれる人の会費は無料にするのがマナーです。お礼の品や商品券なども用意しておくと喜ばれると思います。
プロに司会を頼むと1時間で1万円以上かかるので、友達だからと無料であれこれ頼みすぎるのはよくないです。打ち合わせの飲食代も全額支払うようにしましょう。
会場を決めて予約する
司会の人の都合が決まったら会場を決めて予約します。自分たちでやることが思ったより多いので、日にちは余裕を持って予約しましょう。
以下のような内容も事前にお店に確認しておくと安心です。
- 最大で何人まで入れるのか
- 料理の内容
- ドリンクの内容
- 一人あたりの費用
- キャンセル料がかかる期日
- ケーキは持ち込みは可能か
- プロジェクターは使用できるか
- BGMの持ち込み方法について
- 貸し切りできる時間帯
立食形式ならたくさんの人数を招待することが可能ですし、一人あたりの費用も安くできます。
お店がケーキを扱っていない場合は、持ち込みが可能かどうかを確認しましょう。
招待する人が何人くらいになるのか把握する
夫婦二人で招待客(ゲスト)が合計何人くらいになるのかリストに書いて把握します。
お店には人数分の予約が必要なので、より確実な人数の把握のためにリストができたらレストランウェディング当日の予定をリストの人全員にさらっと聞いてみましょう。
最初から予定がある人がわかっていたら招待状を送る手間も省くことができます。
料理やケーキの打ち合わせ
料理はその店のコースから選んで、いくつか自分がその店で美味しいと思う品と変更してもらったりしました。
ウェディングケーキはバーのお店で注文できたので一緒にお願いしました。持ち込みの方が美味しいケーキを用意することができるかもしれませんが、ケーキを運ぶ時に崩れるリスクもあるので、お店に注文したほうが安心かもしれません。
ケーキはどのタイミングで出すか、持ち込みの場合は食べるまでの保存方法なども確認しましょう。
当日の演出とスケジュールを決める
当日のスケジュールを決めます。どんな演出をやりたいか紙に書いて時間の範囲内で楽しめることを採用しました。
【定番の演出】
- ケーキ入刀
- 新郎新婦がケーキを食べさせあう「ファーストバイト」
- キャンドルサービス
- 新郎新婦がビールサーバーを持ってテーブルをまわる「ビールサーブ」
- ビンゴゲーム
- 新郎新婦のプロフィール紹介フォトムービー
私達がレストランウェディングをした日は仕事終わりの夜だったので、来た人はお腹も空いていますし喉も乾いていることが想像できました。
ウェルカムドリンクを用意してリラックスできる雰囲気を作るのもおすすめです。ソフトドリンクも何種類か選べるようにすると喜ばれます。
料理があたたかいうちに食べられるように食事を楽しむ自由時間を取っておくといいと思います。
席次表と席札を作る
ゲストの席はこちらで仲がよさそうな人をテーブルごとに固めて、席札は手作りしました。
席次表は誰がどこに座るかわかりやすく位置を書いたものですが、あまり堅苦しくないように肩書きはつけず、受付で「あのテーブルです」と案内しやすいように作る程度のものにしました。
席札に手書きのメッセージを一言添えると喜ばれます。
BGMを決める
BGMは演出ごとに流す曲を決めて店の人と打ち合わせしました。どのタイミングで流すかなどこだわりがあれば文章にして渡しておくと間違いないと思います。
使用する曲は皆がよく知っているような曲や思い出の曲などを使用しました。
レストランウェディングの流れ(スケジュール)
私達のレストランウェディングの主な流れは以下の通りです。
- 新郎新婦の入場
- 新郎新婦の挨拶
- 主賓の挨拶・乾杯
- ウェディングケーキ入刀
- 会食・歓談
- お色直し
- 余興やイベント
- 新郎謝辞
- 新郎新婦の退場
- ゲストのお見送り
私達と両親は会食でお互いの挨拶を済ませていたので、レストランウェディングには呼びませんでした。
両親を呼ぶ場合は新郎謝辞の前に新婦の手紙や両親への花束贈呈が定番かと思います。
レストランウェディングで節約した5つのポイント
招待状は手作りセットを利用
招待状や席札などのペーパーアイテムは自宅のプリンターで印刷する手作りセットを利用しました。
結婚式場に依頼した場合は1人につき千円以上かかると言われましたが、手作りなら半額以下に抑えることができます。
料理はビュッフェ形式にする
バーには披露宴と同じようにテーブル一人ずつに配膳をするスタッフが大勢いるわけではないので、必然的にビュッフェ形式になります。
ビュッフェ形式なら費用を安く抑えることができますし、個人の食欲に合わせて食事を取ることが可能です。
料理が沢山盛り付けられるビュッフェ形式はそれだけでテンションが上りますよね。
ウェディングドレスはレンタルを利用する
ウェディングドレスはレンタルを利用することになりますが、私達はフォトウェディングの衣装をそのまま1日無料レンタルできたので一石二鳥でした。
フォトウェディングは安いのにメイクやヘアセットも込みなので、うまく日程を調整できればそのままレストランウェディングもきれいな髪型で参加できます。
ウェルカムボードは手作りにする
ウェルカムボードは自分で手作りしました。
イラストが書けなくても気持ちがこもっていればいいと思うので、文字だけのウェルカムボードを手作りしてみてはいかがでしょうか?
材料は100均でも購入することができます。私の場合は全部で500円くらいで作ることができました。
引き出物は気持ち程度にする
引き出物はレストランウェディングということもあって気持ち程度のものにしました。
私達はスイーツの形をしたハンドタオルを配りましたが、紅茶やクッキーなども喜ばれると思います。
その代わりにビンゴゲームの景品にはお金をかけて、高額の商品を用意しました。そのほうが参加する人も盛り上がると思ったからです。景品は自分では買わないような高級家電がおすすめです。
バーでレストランウェディングをしたメリット・デメリット
バーでレストランウェディングをしたメリットとデメリットをまとめました。
バーのレストランウェディングでよかった点
バーのレストランウェディングは費用が安く済んだ点やアットホームな雰囲気で楽しくお祝いしてもらえたのがよかったです。
料理も自分の好みで選ぶことができましたし、広い控え室も無料で貸出してくれたのでウェディングドレスに着替える時に助かりました。
お酒をたくさん飲む人が多かったのですが、スタッフの人がとても手慣れていたので待たせるトラブルもなかったです。
バーのレストランウェディングで悪かった点
ウェディングメインに作られたスペースではないので、席によっては見にくい場所も出てきてしまう点はイマイチかなと感じました。
駐車場は限られているためできるだけ乗り合わせでお願いする必要がありました。それでも駐車場が足りなかったので、有料パーキングに車を停めた人には時間分の駐車場代を渡す出費が必要になりました。
まとめ
バーでのレストランウェディングは費用をかけずに、楽しく飲んでお祝いされたいという人にピッタリです。
自分たちで色々企画するのも楽しかったので、「結婚式をするお金がない」と悩んでいる人は是非候補の1つとして考えてみてください。
寄稿のお知らせ
コツコツ日記さんに寄稿させていただきました!
タイトルは「お金がなくても結婚できる!節約結婚式で貯金する方法」です!
今回紹介した方法以外にも節約婚でやったことをまとめて紹介しています。令和婚を考えている人の参考になれば嬉しいです。
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