初めてもらったボーナス(賞与)の金額っていくらでしたか?
私は就職活動をしないまま大学を卒業し、3年ほどフリーター生活を続けた後に運良く営業の仕事に就職できました。
中途入社だったので、初めてもらったボーナスは夏ではなく冬のボーナスです。
ボーナスの平均相場金額なんて知らなかったのですが、初ボーナスの明細を見た時にとても感動したのを覚えています。
歩合制と聞いていたボーナスの金額
ボーナス金額は入社時に「営業職なので歩合制」とは聞いていました。
私は運良く契約が取れていたので、副社長に「猫野さんは一番ボーナスが多い方なのよ」と言われました。
期待に胸を膨らませて支店に戻り、賞与明細を開いたら3万円でした。
この会社はいわゆるブラック企業だったので、ボーナス金額は今考えたらとても少なかったです。
しかし、当時の私は時間給しかもらえないフリーター上がりだったので、「何にもしていないのに3万円も貰ってしまった!」と浮かれていました。
同じ支店の同僚も明細を開いて見ていたのですが、皆口々に「ありえへん…ありえへん…」と呟き出しました。
どうしたのか尋ねてみると同僚のカワイさんが明細を無言で見せてくれました。
その明細には「賞与 500円」とだけ書いてありました。
私は彼にどうフォローしようかしばらく考えた後、「私が小学5年生の時のお小遣いと同じですね」と声をかけたら無言でアイアンクローされました…ひどいです。
他の同僚とも賞与の見せあいをしましたが、「700円」「20,000円」という金額でした。
その後カワイさんとボーナスが700円だった人は会社をすぐに退職していきました。
大手企業のボーナス金額と比較
私の弟はいわゆる大手企業に就職しました。
正月休みに実家に集まるので、その時弟に「冬のボーナスいくらやった?私3万円やったよ」と話しかけてみました。
すると弟は「100万円」と表情一つ変えずに答えたのです。
私とは桁がいくらか違うので一瞬理解できず、「え?」ともう一度聞き返すと同じ答えが帰ってきました。
「まだ入社1年目なのに大手企業ってすごい…!」という感想と同時に、嬉しかった自分の初ボーナスがとてもみすぼらしい金額に感じて仕事を辞めたくなったことを覚えています。
弟は面接の質問で「不要な新聞紙とペットボトルがあったら何に使いますか」と聞かれ、「新聞紙は猫にあげてペットボトルはロケットにして遊びます」と小学3年生のような答えを返したやつなのに100万円も貰えるのか…と世の中の理不尽さを感じました。
しかし、弟は学生時代に資格を頑張っていくつも取得して面接まで漕ぎ着けたので、面接内容はともかく努力が実った結果なのだと思います。
まとめ
その後、資格を取りつつ転職を4回した結果、ボーナスの金額は最高で70万円くらいになりました。
未だに弟のボーナス金額を超えたことがありません。とても悔しいです。
現在は退職してしまいましたが、私が最終的に採用された大手企業は営業職で、月給の金額が歩合で2倍以上になることもあり、毎月ボーナスが貰えるような感覚でした。
転職する際の注意点ですが、求人誌やハローワークに毎回掲載されている企業は社員の入れ替わりが激しく、福利厚生の待遇も悪かったです。
しかし、外資系や大手企業に強い転職サイトの「非公開求人を利用した転職」は経験が増えるほど給料やボーナスの金額が右肩上がりになりました。
よい転職先を見つけたいなら、できるだけ多くの転職サイトに登録しておいたほうが情報を早く掴むことができます。
面接に手当たり次第エントリーするよりも情報収集の窓口を広げたり、マッチングサービスで自分に合った就職先を見つけたほうが転職の近道だったりします。
私も転職する前は5~6社くらい登録していました。在職中でも問題なく利用できるので、いつでも就職活動ができるように募集情報をチェックしておくことをおすすめします。
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ボーナスは最初の3万円という金額を忘れずにいたので、正直どんな金額でも嬉しかったです。
募集条件は最初の会社も大手の会社も歩合制でしたが、「就職する企業によってボーナスの金額はだいぶ違うんだな」と感じました。
「ボーナスは基本給2ヶ月分」と書いてあっても、月収に色んな手当を含んでいる場合があります。
例えば月給20万円だから2ヶ月分の40万円だと思っていたら、実際は営業手当が5万円含まれているから基本給15万円で30万円という感じです。
ボーナスの支給条件やボーナス対象になる月給金額などは、就職前によく確認する必要があるなと感じた出来事でした。