きなこ猫のスッキリ生活

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ブラック企業の見分け方!給料や従業員の特徴

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ブラック企業特徴

私が初めて正社員になった会社はブラック企業でした。

ブラック企業には給料や従業員などさまざまな特徴があります。面接を受ける前の求人情報にもその特徴は現れています。

今回はブラック企業の従業員や給料、求人情報の特徴を漫画とともに紹介します。

給料や求人情報の特徴

ブラック企業求人情報

ブラック企業の給料の特徴に『みなし残業』というのがあります。

みなし残業とは給料にあらかじめ『数十時間分の残業代が含まれている』というものです。

いざそんな会社に就職すると、みなし時間を大幅に超えるほどの残業を強いられる可能性が高いです。

「みなし残業を払っているんだから」とうやむやにされ、みなし残業以上の時間はタダ働きになるのです。「みなし残業=残業代は一切払わない」というのがブラック企業の特徴です。

もう一つの特徴に『歩合給』という給料形態があります。

基本給を極端に低くして、求人情報では「歩合給があるので入社1年で年収1,000万円も可能!」というあおり文句で募集をかけるのです。

しかしそんな景気のいい年収を稼ぐ人はほんの一握りで、普通の人はほとんど歩合を稼げないまま安月給で働かされる可能性が高いです。

そもそも歩合がもらえる営業とは中途採用された時点でかなり不利なのです。特にエリアで担当分けされる場合、契約が取りやすい「美味しいエリア」は上司や長く勤めている人が握っています。

中途採用や新人には砂の中の砂金を探すようなエリアしか渡してもらえないため、契約を取ることが難しくなってしまいます。

求人情報の「アットホームな職場」「すぐに稼げる」というキーワードや、毎回求人を出し続けているような会社はブラック企業の可能性が高いので要注意です。

ブラック企業で働く社員3つの特徴

ブラック企業で働く人の特徴

責任感が強い

ブラック企業に働き続ける人は良い人が多いです。

ブラック企業では仕事が回せるギリギリの人数しか採用しません。そういう状態になると「自分が辞めたら他の人に迷惑がかかる」と考える人が会社に残っていくのです。

しかし、こういう人がブラック企業に残り続けると「忙しい時に辞めていった人は非常識!」と他の社員に仕事に対する責任感を強要してきます。

本当は社員をギリギリしか採用しない会社に責任があるのに、そういう発想には至らないため会社の便利な歯車の1つとして毎日こき使われます。

個性や我が強い

ブラック企業で働く人の2つめの特徴は個性や我が強い人が多いです。

個性や我が強い人は他の企業で雇ってもらえる確率が低いので、ブラック企業に残りやすいのです。営業の場合は我が強い人の方が成績がよかったりします。

我が強い人というのは人に頭を下げるのが嫌いだったり、プライドの高い人が多いので『今の会社を辞めて転職活動をする』という選択肢を嫌がります。

こういうい人が会社に長く居続けると「自分が偉くなった」と勘違いして、自分が過去にされて辛かったパワハラを部下に繰り返します。

自己評価が低い

ブラック企業で働く人の3つめの特徴は自己評価が極端に低いということです。

ブラック企業には優秀な人が何人か働いています。たぶん大手企業に就職していたらもっと評価され、年収も今の倍以上稼げるような人が安い給料で働かされているのです。

しかし、自己評価が低いので「自分には今の給料で十分」と満足しているため、不利な条件にもかかわらず会社で働き続けているのです。 

上司のパワハラが日常的

上司のパワハラ漫画

私が初めて正社員になった会社に就職して3日ほど経った頃、入り口からチンピラのような男性が入ってきました。

黄色いサングラスをかけていて髪型はオールバックだったので、完全にあっちの業界の人だと思いました。恐怖で立ち尽くしているとチンピラが私を見て言いました。

「最近入った新人ってお前か?こんなボーッとしたヤツよく採用されたな」

彼がそう言うと後ろにいた店長や従業員が気づいて立ち上がり、「お疲れ様です!」と深々と頭を下げました。

私は状況がやっと読み込めたのですが、この人が私の上司という事実を受け入れたくありませんでした。「よく採用されたな」はこっちのセリフだと心の中で言い返しました。

そのチンピラ上司は成績が悪い社員を倉庫に呼び出し、中から怒鳴り声と何かを激しく蹴りつける音が聞こえてきました。

 その後、パワハラされた社員の男性は憔悴しきった様子でとても可愛そうでしたが、周りの社員は「成績が悪いからしょうがない」と話しているのを聞いて「こういうパワハラが日常的なんだ」と愕然としました。

罵声が日常的に飛び交う

ブラック企業で働く人の特徴の漫画1

ブラック企業で働く人の特徴の漫画2

ある日爽やかなイケメン上司の桜井課長が支店にやってきました。

唯一まともそうな上司を見て「やっとまともな人を見つけた」とホッとした気持ちになりました。

すると、桜井課長が着いたタイミングを見計らったように、お客さんから店に電話がかかってきました。

桜井課長は爽やかに電話をとってお客様と会話を始めたのですが、徐々に声のトーンが変わってきました。

会話の内容に耳を立ててみた結果、どうやらその客は今日返済をする約束だったのに「事故にあってしまったから行けなくなった」という連絡をしてきたようでした。

「へー今回は事故ですかぁ。前回は救急車に運ばれて入院でしたっけ?じゃあ病院に行くのでそこで返済してくださいよ」

「なぁ?いつ払うんや?いい加減にせえよオイ…いつまでもそんな嘘つき通せると思ってんのや!」

「あ?!金払わんのは客ちゃうわ!泥棒や!ええからすぐこっちこい!こっちはわざわざ30分かけて店来たんやぞボケェエエエ!」

桜井課長の声は徐々にヒートアップしていき、最後は店中に響き渡る怒鳴り声で私はビビって固まってしまいました。

相手の客も怖くて電話を切ってしまったようで、桜井課長は鬼の形相で電話を壊れるくらいの勢いで叩き切り、「じゃ!俺帰るわ!」と爽やかな笑顔で帰っていきました。

周りの従業員はいつもの事いう感じで通常業務を淡々とこなしていることにも二度ビックリしました。

私が先輩に「さっきの凄かったですね」とビビリながら聞くと、「え~?普通だよ?だってお金払わないのが悪いじゃん」と笑顔で返されました。

このように罵声が日常的に飛び交う職場はブラック企業の可能性が高いです。

まとめ

ブラック企業で働く人達は過酷な環境でこき使われているにも関わらず愛社精神が根付います。

会社を辞めていった人は全員不幸になっている」という洗脳が強いのも特徴の1つです。

少しでも「この会社ちょっとおかしいな」と感じたら、さっさと見切りをつけて転職することをおすすめします。

寄稿のお知らせ

労災イラスト

転職サファリさんに寄稿させていただきました!

タイトルは「労災ゼロ!それはブラック企業の労災隠しだった」です。

労災が使いにくい雰囲気のブラック企業に入ってしまった話です。なんと!今回の記事は私のイラストが動きます!すごい!!

漫画もたくさん描いたので是非見てください!

↓寄稿記事はこちら(タイトルがちょっと違いますが同じ記事です)

tenshoku-web.jp